ゆっくり更新中の夏休みの思い出カンボジア編だけど、今回は最近日本でも紹介され始めてる?カンボジアのリゾート、Sihanoukville (シアヌークビル)に行った時のことでも。
カンボジアと言えば、シュムリアップとプノンペンって感じ。でもカンボジアにも隠されたリゾート地があったのさ。
とはいっても日本人にあまり知られていないだけで、バッパー旅行大好き民族オーストラリア人の間では意外と有名。
そんなシアヌークビルは、プノンペンからバスで4時間ほど。
空港もあるみたいだけど飛行機がでているのかは知りません、安くて悪路をバリバリ走行するバスをオススメします。笑
今回の旅行で国内の移動はすべてバスだったんだけれど、さすがにシュムリアップープノンペン間より利用者が少ないせいかプノンペンーシアヌークビル間は今までの大型バスとは違ってマイクロバス。
石だらけの線路を横切ったり、穴のあいたアスファルトの道路を走ったり決して乗り心地は良くなかったけれど4時間弱だしとにかく車窓から見る風景に圧倒されすぎて気がついたらシアヌークビルに着いちゃってた。
当初の予定では値段の安いホステルに泊まるはずだったけれど、いろいろありまして多分シアヌークビルで1,2の高級リゾートホテルに泊まることに(笑)
と言うわけで、バスストップからトゥクトゥクに乗ってそのホテルまで行くわけですが、ドライバーが信じてくれないww
たしかにぼろぼろの靴にバックパックという見るからにラフな学生4人組。たしかに疑われてもまちがいないか。
まぁなにはともあれホテルまで送ってもらい、一息つこうとしたところで今度はこっちが度肝を抜かれる!
ホテルの前にドーンとロールス・ロイスのファントム(定価5000万円)がとまっているではないですか!
さすがになめてかかっていた僕ら4人、一気に場違いなところに来てしまったんじゃないかという気持ちに包まれました。だって日本でもあまり見ない車なんだもん、ネオヒルズ族専用車ですよ(笑)
場違いな空気はホテルの中に入るとさらに大きくなり、フロントにも疑われる始末。
さらには予約者リストに僕らの名前が無いというのだ。
というのも僕たちはとある事情でこのホテルのオーナーのゲストという待遇だったのでレジストレーションがきちんとされていなかった模様。
そこでそのオーナーのゲストだという旨をフロントの女性に伝えると、なおさら怪しまれる。オーナーの名前をドロップした瞬間のフロントにいたスタッフ全員の引き締まった表情はいまもわすれない。
確認の電話を入れる女性スタッフ。。。クメール語なので理解不可w
電話が切れるとスタッフの表情と態度が一変して急なVIP待遇のはじまり。
スーツケースですらない僕らの汚くて重いバックパックを運び始めるスタッフたち。
いやー「名前」ってすごいなぁと改めて実感。
案内された部屋はスイートではないものの十分立派なツインルーム二つ。
そして部屋のドアをあけるとそこにはプライベートビーチが。
贅沢すぎる。僕たち大学生ですけどなにか?
すっかり気持ちはセレブ。
着いた瞬間から海ではしゃいではビーチサイドのバーで喉を潤すの繰り返し。
客層もアジア系がメインでけっこう静かな感じ。
そんなシアヌークビル初日の晩ご飯は例のホテルオーナーに連れて行って貰うことに。
ホテルから車で10分ほどの所にあるレストランやバー、クラブで賑わうビーチへ連れて行って貰い砂浜の上でシーフードのグリルを戴く。
ホテル経営やマレーシアからカンボジアに移った理由、カンボジアのあれこれをいろいろ教えて貰いつつビールもどっぷり飲んだところでクラブに連れて行かれる僕ら4人。
さすがバックパッカーの聖地、世界中の人が酔っぱらって踊ってる、国籍なんか関係なしにパーティー!
そんな具合でシアヌークビル1日目終了。
二日目、
贅沢にも起きるなりなんなり海へ飛び込む。
お腹がすくまで海であそんだり読書したりして、お昼頃に散策開始。
初日の夜と同じビーチに食べ物を探しにトゥクトゥクでGO!
夜とは少し違った感じのビーチにはレストランのほかに屋台も並んでいて美味しそうなシーフードが沢山たべられる。
特に美味しかったのがこのタコ!
レストランでもシーフードがメインでどれも美味しかった。
食事と共に昼間っからビールを飲みお腹いっぱいになったところで一度ホテルに戻って夜に備える。
もう極楽生活である。
そして日が沈むと本当のシアヌークビルが姿を現す。
バンコクにでも居るんじゃないか?というぐらいのネオンが光り、パーティーミュージックが海に向かって響いている。
STRAYA CUNT! 僕たちのパーティー魂が黙っていられるはずがない。笑
気がついたらホテルにいました。笑
そんなこんなで二日目も終わりシアヌークビルともお別れ。
帰りもバスで帰る予定だったけれど、これまたセレブな僕たちはとある理由でプノンペンまでタクシーを手配してもらえることに。
ちなみにプノンペンまでタクシーでおおよそUS$70くらい。4人で分ければバスとそこまで変わらないのでグループだったら実費でもタクシーが楽かも。
2日間すごく早かったけれど、すこし不思議でリッチな経験ができて満足満足。
シアヌークビルはかなりオススメ!また行きたいと思う場所だし、カンボジア旅行に行く人は是非!
でも同じリゾート地とはいえども、地中海のリゾートやハワイとは違って、品がないというかやはり値段も他のリゾートに比べると安いせいかリタイアして住み着いてる人たちの品格がすこし怪しい印象でした。スキンヘッドの頭のてっぺんまでタトゥーが入った白人のおじいさんがいたり、、、
やっぱり若者向けかな〜?
ただあの特別な空気感と海に沈む夕日を眺めながらご飯やお酒を飲める贅沢な気分は他にはないシアヌークビルの良さだったりするのかも。
旅から帰ってまもなく半年が経とうとしていますが、長くなってしまった夏休みの思い出カンボジア編は一応これでお終いにしようと思います。
ブログには書ききれない経験が沢山あるのですが、ありすぎてキリがないので(笑)
それでも今回の旅を通して学んだことは多く、バックパッカーとして旅をする上で便利だった道具や失敗談、このブログを見ている人にもシェアしたいことがいろいろとあるのでそれはまたいつか別に機会に紹介したいと思います。
ままならない日本語でだらだらと書いてきましたが、定期的に読んでいただいていた皆さんありがとうございました。
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