ずいぶんと間があいてしまってトピックの鮮度が激落ちしていますが、やっぱり自分のためにも書き残しておいたほうがいいかなぁと思ったので、気を取り直して綴ります。
二週間とちょっとの滞在だったカンボジア旅行だけど、旅の7割はアンコールワットがあるSiem Reap(シュムリアップ)に滞在。旅の途中2日間だけ首都Phnom Penh (プノンペン)にも行ったけれど、日本の学生みたいに長期の休みがとれないような人は別にいかなくてもいいような。。。
っていうぐらいにSiem Reapという町はおもしろかった。
日が昇ってるうちは自転車を漕いで遺跡やマーケットを巡り、夜はPub streetに繰り出してパーティー。 そんな場所。
そんなSiem Reapだけど今回はカンボジアの代名詞でもあるアンコールワットを旅した話。
なんのリサーチもなく現地についたボクは、アンコールワットを甘くみていた。(いろんな意味で)
まずアンコールワットっていうのが1つの建物じゃないという事。笑
アンコールワットはアンコール遺跡のうちの1つの寺であって実はとても広い遺跡のなかには様々な建物がばらついている。 このアンコール遺跡を見て回る手段は基本的に2つでトゥクトゥク(3輪タクシー)かチャリンコ。もちろんツアーバスも走っていたけれど、これだとたぶんメインの建物いくつかを回るだけで、あんまり面白く無い。
というわけで気合いと元気があってお金が無いボクたちはもちろん自転車を選択。
自転車のレンタルは3日間で$6ほど。トゥクトゥクで数ブロック移動するのが$2〜3だからかなり割安。写真で分かる通り日本でもお馴染みのママチャリです。(TSマークや防犯登録のステッカーが貼ってあったので日本から送られてきた物なのでしょう。)
もちろんエクストラでお金を払えば前後油圧フルサスペンションのMTBを借りることも可能。←MTBを借りることをオススメしますw
遺跡に入るには必ずチケットが必要で、各遺跡ごとにブルーのシャツを着た係員がいてチケットをみられるのでなかなか厳重!
チケットは3種類あって、1日券($20)、3日券($40)、7日券($60)といった感じ。ボクたちは次の予定もはいっていたのでとりあえず3日券を。でも時間がある人は7日券を買っても損はないかと。
あとチケットを買う際に気をつけなきゃいけないのは購入場所。遺跡や寺にはSiem Reap中心部から様々なルートでアクセス可能ですが、チケットが帰るのは1つの場所でこれを知らずに自転車を漕ぎ始めると大変な目に遭います(笑)
そんな訳でアンコール遺跡に突入! 上の写真の川の向こうに見えるのがかの有名なアンコール・ワット。 小さく見えるけどめちゃくちゃデカかった。
なかにはとにかく観光客がたくさんいて正直そこまで楽しめなかった。
しかしこれからがアドヴェンチャー。チャリにまたがっては次のポイントまでひたすら漕ぐ。
道沿いに野生のサルがいたり、逆走してくる車にひかれそうになったり。
もちろん予想していないところで止まることもあるわけで。
そう、チェーンドロップ(笑)はっきり言ってレンタル自転車は当たり外れがあります。
友達の自転車は平気でしたがボクだけ運が悪くリアホイールのセンターがずれててフレームにタイヤがあたるしチェーンも落ちる。幾度かみんなのペースを崩しつつもたまたま持ち合わせたチャリの基本的ノウハウでなんとかサバイブ。一度はチェーンが引っかかってやばかったけれどもそんな時は通りすがりの現地の人が助けてくれました。小さい女の子とスクーターのおっちゃんありがとう。
あえて説明はしません。行ってみなきゃ分からない感動がありました。
アンコール遺跡は3日間で7,8個の建物を見て回ったけれど、ボク的にいちばんよかったのはたくさんの顔からできてる寺院Bayon(下の写真)のちょうど裏側にあった・・・
この建物↓
日本に帰って調べてはじめてこの建物の名前がBaphuon(バプーオン)って分かったんだけれど滞在中はそんな暇もなくとにかくこの寺院にはシンプルに心を打たれた。写真に写っているのはバプーオンから見下ろした入り口の部分で、建物本体はおおよそ30メートルくらいの高さで正方形。
むかし、ドラえもんの映画にでてきたようなでてきてないような。。。そんな建造物。
森の中にひっそり佇む宮殿。てっぺんまで登ることができなかったけれど一番上には大様のイスがあってもおかしくないようなところだった。
中に入れば今度はちょっと前に流行った携帯アプリ、Temple runにも似たような通路。
まさに神秘的な場所。
アンコール遺跡巡りで唯一この場所だけは二度訪れて、二回目はこの建物の上から日が沈むのをぼんやり眺めていました。
どうでしょう?写真ばっかりになってしまったけど、カンボジアのアンコール遺跡がどんなものか少しは伝わったかな?
写真も載っけて文章も書いてるけど、ただ一つ言えることは行かなきゃ感じられない、自分の目でみなきゃ伝わらない世界がそこにはありました。
もちろん、ブログには書いていない九死に一生を得たハプニングもあった。(言うほどやばくないw)
旅の掟はとにかく安全に帰ってくること、だけどその途中に起きたハプニングはいいもわるいも帰ってしまえばとても大切な思い出になります。
一歩そとに出てみれば、、もう一歩進みたくなるような冒険はじめませんか?
カンボジアの旅 第二回はアンコールワット周辺についてでした。
このシリーズもうしばらく続きます。
つづく。
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