2015年4月2日木曜日

Re-start  


さぁ新年度もはじまりましたので、ぼちぼちブログの方を。笑
ごめんなさい、長らくサボっておりました。
どうしても日本へ一時帰国をすると、飲んだり食ったりでブログを書くのを忘れちゃうんですよね。。。

そんな訳で帰国していた2014年12月から今日までの出来事を簡単に写真で!


日本に帰る前にちょっくら卒業旅行という名目でバリへバカンスに。
ちなみに卒業できたのはこのうち1人だけww

運が良かったのか日本への飛行機はオーバーブック、少し早めのクリスマスプレゼントということでビジネスクラスでの帰国となりました。
(スターアライアンスゴールドメンバーってすげぇなと身をもって実感)

ラッキーの後のアンラッキー。荷物の遅延のお陰で税関にひっかかり酷い扱いを受けた僕のチャリはリアエンドが曲がってしまってRIP。

落ち着く間もなく台湾へ2泊3日の弾丸旅行。
マイル修行ってやつですよ、、、

遂に実家。今年のお正月はカジキマグロのトロと美味しいワインを飲んで過ごしました。

新年会という名目の同窓会。
みんなそれぞれ夢に向かって頑張っててとても楽しい夜になりました。

老若男女関係無しの熊本アーバンチャリコミュニティー。
今回もパイセンの皆さまには大変お世話になりました。

ここら辺からだいぶフットワークが軽くなります(笑)
せっかくの長期休暇を日本だけで過ごすのは少し勿体ないので最近は旅行に行こうと心がけているのですが、遂に念願のAMERICAへ!!!
まずはボストンへ飛んでNBA観戦@TD Garden、血が騒ぎます。

ふらっとニューヨークへ。
宿泊先はもちろんACE HOTEL。

ウォールストリートでは今後の日本経済の発展を願ってCharging bullを撫で撫で。

落ち着く間もなくボストンへ戻り、1週間近くボストニア生活を。
ロブスターをスーパーで買って食べる程のローカル具合。
(なんとそのお値段レストランで食べる1/4)

ボストンでの滞在を終え、いざ西海岸はオレゴン州ポートランドへ!!!
と思ったらまさかの10年に1度サイズの巨大スノーブリザードがボストン直撃!
予定されていた飛行機は飛ばずじまい。

落ち込んでいても仕方がないので、ポジティブに!
雪国にでも住まない限り、まずこんな経験はできないのでなんだかんだ良かったのかな?

結局ポートランドに行くことができなかったのでユナイテッド航空と数回の電話のやり取りをして経路の変更。ボストンからサクッとLAまで。
今回この経路設計をする際に初めて英語がある程度話せてよかったなーと感じました。
外国では何事でもプッシュすればどうにかなります。(笑)

東海岸もよかったけど西もよかった。
LAではとにかく食べました。
ハンバーガー、ステーキ、メキシカン、バッファローウイング
丁度NFLのスーパーボウルと時期が被ったのでビール片手にテレビで観戦。
そんな具合で2週間ちょいのアメリカの旅も終了。

日本に戻ってからは基本ゴロゴロ。
ゴロゴロしてたらなんかメルボルンの友だちが突然熊本に!!!
天気にも恵まれて阿蘇の絶景を前にテンションが上がるふたり。
上がりすぎた僕は翌日風邪を引いてしまって半日ベッド。
悪いなぁという気持ちが残るけれど馬刺しを食べて「たごうみゃー」の一言をもらったので満足。(言わせた?)




どうでしょう?
ぼくはこんな具合に夏休みを過ごしておりました。
ぶっちゃけ今回の休みは結構あちこちに行ったな〜感が強いです。
やっぱり行ったことや住んだことがない世界を見て感じるのは新鮮で面白い。
あと今回の旅行を通して感じたのはお金や時間を払ってでも早いうちからいろいろな経験をすることの大切さです。
そんなチャンスをくれる両親や周りのひとには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

さてさて3月も終わって新年度スタート!
いよいよ大学も卒業の年、周りのみんなに少しでも恩返しができるように今年は気合いを入れて頑張って行くのでどーぞよろしく。






2014年10月28日火曜日

いつの間にかテクノロジーに支配されるようになった僕らの生活



自由に見て、自由に感じて、自由に味わう生活を少しずつ取り戻して行きたいなぁと思いました。

2014年10月19日日曜日

ありがとうキャンディー




おととい、10月17日にキャンディーは星になりました。

うちの家にやってきて14年と半年、ボクの人生の半分以上の時間をいっしょに過ごしてくれました。時間が経つのは本当にはやいもので、いつの間にかキャンディーが一緒にいるということがボクや家族にとって当たり前のことになっていました。
けれどもこの3日間でいろいろな思い出を振り返ってみると、どの思い出にもキャンディーがいて彼女の存在がいかに大きいものだったかを改めて感じました。


〜縁があってうちに来ることになったキャンディー。
手だけやたらでかくてぽわぽわした赤ちゃんキャンディーはスクーターのハンドルにぶら下がったトートバッグの中にはいってうちにやってきた。
おもちゃであげるぬいぐるみは一日も保たずにやぶかれるし、庭に穴掘るし、とにかくわんぱくで家のフローリングは傷だらけ。

そんなキャンディーも工藤家の一員として英才教育を受けるため一年間訓練所に。
まだ小っちゃいのに訓練所で頑張ったキャンディー。
もちろん帰って来たキャンディーはお利口さん。けどボクの言うことは今まで通り無視。
ボクが小学生の間は家の庭でいっしょにサッカーをしたり、飼ってたウサギを家の周りをグルグル走り回って追い回したり。

そして小学4年生、ボクと両親は1年間オーストラリアに。その間もひとりで留守番してたキャンディー。日本に帰って来た時におじいちゃんの家までむかえに行った時の鼻で鳴きながら飛び回って喜ぶキャンディーの姿が忘れられない。

旅行にだって沢山いった。
鹿児島のキャンプでは川の石にちょこんと座って釣りをしてるボクの監視。
倉敷にも一緒に行った。
広島にも行って一緒にフェリーで宮島もいった。

おとなになったキャンディーはずいぶんと落ち着いて、人見知りをしないきれいなお姉さんになった。散歩に行くと大抵だれかに声をかけられる。
バナナやビスケットをくれるおじさん達にも愛想良くふるまって、おやつをもらうとクルッと振り向いて帰ろうとする。外面よすぎ。

そんなキャンディーは家でもいい子だった。
基本クッションで寝てるかなにか食べてるかのどちらか。だけれど、朝はお父さんの目覚まし係だったし、ケーキやパンを焼くお母さんにとっては試食係だった。
家族のだれかの体調が悪かったり、機嫌が悪いときはすぐに察して横に駆けつけてくるキャンディー。ビショビショの鼻でぐいぐいつついてきてみんなに元気をくれた。

好物は、ドッグフード以外全部。けれど特に好きだったのはお母さんの作るパンとケーキ、羊羹、カステラ、バームクーヘンといった高級菓子に分類される物、車エビ、マグロの中落ち、さしみ。
食べる?って言葉にはやたらと敏感で、耳をピクピクッって寝ながら振り向くキャンディー。お菓子の袋を開ける音やコーヒーを入れる音がしたら階段を上がってくる寝坊助キャンディー。

でもキャンディーも年をとってきたのか次第に階段の上り下りが難しくなってきた。耳も遠くなったけど、それでもお菓子の音には反応して上がってきてた。
本当は耳が遠くなったフリをしてめんどくさいボクを無視してたのかも。
寝る時間も前より増えて一日の半分くらいは寝てたかもしれない。
それでもキャンディーは僕たちに愛をくれてたし、ボクらの関係は何も変わらなかった。

写真をみるとよく分かるんだけれど、僕たち3人の間にはいつもキャンディーがいた。
お父さんがソファーでテレビを見ていてボクがパソコンをいじってるときも間にはキャンディーがいた。キャンディーが居たから会話も増えた。どうでもいい事でもキャンディーに話すだけでぜんぜん気持ちが楽になった。もちろん家族間の会話も増えた。
今思うとキャンディーはうちの家族の中心だったんだと思う。〜


キャンディーとのたくさんの思い出を書き出してみたけれど、これでもまだ全然書き足りません。14年という時間はとても長いもので、思い出せない記憶だってあります。
「キャンディー」という名前を付けたのはボクだけれども、なんでキャンディーなのかははっきりとは覚えていません。でも綿菓子のようにほわほわして毛並みのいいキャンディーにはぴったりな名前だったんじゃないかと思います。
でも、そんなキャンディーがいなくなったのかと思うと寂しくてしかたがありません。
ボクはまだキャンディーの居ない家に帰っていないので実感がなくて不思議な気持ちだけど、現実と向き合っている両親のことを考えるととても辛くなります。
いつも日本に帰ると玄関のドアを開けるとキャンディーが待っていて、写真を撮るのが恒例だったのにこれからはそれもできないと考えると一気に感情がこみ上げてきます。

けれども、いつまでも下を向いたままではいけないなと少しずつ思うようになりました。
こころにすっぽり穴が空いたような気持ちだけど、それを理由に何かが手抜きになるのはキャンディーに失礼だし、辛い現実だけれども命あるものにはかならず終わりがある。
ボクにもいつ死が訪れるのか分からない、だったらキャンディーがそうだったように毎日を一生懸命生きて人生を生きぬくのが一番なのかなと。
そして大切な事は今のこの気持ちを忘れない事。
そのためにも今日この文章を書くことを決めました。

キャンディー、まだまだキャンディーの元に行くに値するような事を成し遂げられてないからそっちで会えるのはまだ先になるだろうけど、そのときは天国の玄関でしっぽを振っていつもみたいに迎え入れてください。

ありがとうキャンディー


長くなったけれど、さいごに一曲。
この曲は2年ほど前にたまたま出会った曲。かなしい歌詞で一度聴いたっきりキャンディーがいなくなるまで聴かないと決めてたのだけれど、とうとうその日になってしまいました。曲のビデオに出てくる犬も、優しい顔をしたゴールデンで年も14歳だったみたい。
重なる部分が沢山あるから辛いけれど、ペットを飼う人間だれもがいずれ直面する「その日。」きちんと受け止めるのも飼い主の役目なのだと思います。
犬を飼っている人、同じ境遇にある人、毎日を大切にして接して上げて下さい。